秋に向けてチャレンジしたいことLT会を開催しました(2026年10月)

秋に向けてチャレンジしたいことLT会を開催しました(2026年10月)

10月22日(木)に、オンラインで「秋に向けてチャレンジしたいことLT会」を開催しました。 今回は、音楽のビジュアライザー、林業向けロボット、赤ちゃんの見守りシステム、メントスコーラの競技と、4名から幅広いチャレンジが共有されました。

ジャンルは違っても、皆さんに共通していたのは、興味を持ったことに実際に手を動かしてチャレンジしていること。作ってみて気づいた面白さや、思いどおりにいかなかったところも持ち寄り、お互いの挑戦を楽しく共有する場になりました。

音楽そのものを視覚化するビジュアライザー(Lambigさん)

Lambigさんからは、同人音楽イベントの展示に向けて開発している、楽曲のビジュアライザーについて発表がありました。

きっかけは、展示の場に動きのあるものを用意したいと思ったこと。音の大きさや周波数に反応するだけでなく、メロディ・リズム・ハーモニーといった音楽の構造を読み取り、見た目に反映する仕組みを目指しています。

音楽を「聴く」体験に、構造を「見る」楽しさを加えるアプローチが面白い発表でした。参加者からも、見ていて楽しいという感想や、解析のタイミングについての質問がありました。

開発にはAIも活用している一方で、プロジェクトのゴールや進め方を見失わない工夫には難しさもあるとのこと。今後は解析精度を高め、複数のメロディや音色の扱いなどにも取り組んでいきたいと話されていました。

北海道の森林で使う草刈りロボット用センサー(たかださん)

たかださんからは、北海道・標津町の林業課題に取り組む、草刈りロボット用の触覚プローブ開発について共有がありました。

草を刈るときに、残したい木まで傷つけてしまわないようにする。そのために、棒が草や木に触れたときの振動を調べ、対象を見分けようという取り組みです。

ソフトウェアだけでなく、実際の草や地面を相手にする難しさが伝わってきました。限られた開発費の中で、部品選びから機体づくり、現地への搬送まで個人で進めている点にも驚かされます。

AIを相談相手にしながらも、現物を組み立て、フィールドで確かめるのは自分自身。現地試験に向けて準備を進めている、まさに挑戦の途中のお話でした。

フォトフレームから広がった赤ちゃん見守りシステム(kiwsさん)

kiwsさんからは、子どもの見守りのために作った、フォトフレームとベビーカメラを組み合わせたシステムの紹介がありました。

Raspberry Piと7インチディスプレイのフォトフレームを土台に、カメラ映像の表示や、自宅内のデータへのアクセスを追加。スマートフォンやタブレット、食卓の端末など、生活の中で使いやすい場所から赤ちゃんの様子を確認できるようにしています。

画像の動きを調べるオプティカルフローを、身近な生活の中で試している点に参加者の関心が集まりました。呼吸数や睡眠の判定は、カメラ映像を使った自作システムとしての試みです。

家族に喜んでもらえたことに加え、自宅でアプリを動かすための土台が整ったのも大きな収穫だったとのこと。日々の暮らしから生まれたアイデアが、次のものづくりにもつながっていく発表でした。

3Dプリンターでメントスコーラに再挑戦(hidetakeさん)

hidetakeさんからは、3Dプリンターを活用したメントスコーラコンペティションへの挑戦について発表がありました。

昨年はノズル型のキャップを作って参加したものの、記録はゼロ。今年は構造を見直し、メントスの投入方法や、圧力をためて液体を噴き出させる仕組みに工夫を重ねました。

小さな寸法の違いや、実際に濡れたときの挙動が結果に響くところが、ものづくりの面白さでもあり難しさでもあります。AIからチューブ選びのヒントを得つつ、最後は現物で試して調整していく過程が紹介されました。

今年はしっかり噴き出すところまで改善でき、テスト映像では背の高さを超える勢いも見られたとのこと。昨年の失敗をそのままにせず、次の挑戦で仕組みを変えていく姿が印象的でした。

LT後の雑談

発表後は、同人音楽イベントへの出展や、北海道での活動など、発表をきっかけに話が広がりました。技術の話から、実際に現地へ行ってみた経験や、イベントに参加する楽しさまで聞けるのも、この場ならではです。

また、複数の発表でAIを使った開発や設計の話が出てきたのも、今回の特徴でした。コードを書いたり、アイデアや部品選びを相談したりと役立つ一方で、プロジェクトの進め方や実物の調整には、人が考え、試すことが欠かせません。それぞれの使い方と、使ってみて感じた難しさが共有されました。

まとめ

今回のLT会には、音楽、林業、育児、競技と、幅広いジャンルのチャレンジが集まりました。どの発表にも、自分で手を動かし、試行錯誤しながら形にしていく面白さがありました。

「こんなことをやってみたい」を実際に試し、その経験を持ち寄って話すことで、聞いている側も「自分も何か作ってみようかな」と思える。お互いの工夫や失敗を楽しみながら、次のチャレンジへの刺激をもらえる時間になりました。

チャレンジクラブのLT会では、完成した成果だけでなく、制作途中の工夫や、うまくいかなかった経験の共有も歓迎しています。

「まずは聞いてみたい」という方も、「最近試したことを話してみたい」という方も、ぜひ気軽にご参加ください!

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