4月15日(水)に、connpassイベント「ゴールデンウイークにチャレンジしたいことLT会」を開催しました。
ゴールデンウイークを前に、それぞれが取り組んでいる挑戦や、この先進めたいテーマを持ち寄る回となりました。
今回は、ばやしぃすさんの進行でスタート。
夕食の予定やゴールデンウイークの過ごし方、最近の仕事などをテーマにアイスブレイクを行いました。
参加者それぞれの近況共有から自然に場が温まり、そのままLT本編へ入りました。
Lambigさんは、株式会社ニーリーで取り組まれていた新規APIサーバー開発について発表。
テックリードとして、LLMや開発者が参考にできるレベルの品質を目指して設計・実装を進めた話が共有されました。
理想の開発プロセスをそのまま採用するのではなく、実際に運用してみて見えた負荷や改善点まで率直に共有いただけたのが印象的でした。
「プロダクトの成果はプロダクトだけではもったいない」という視点で、人にもAIにも見られるお手本となるプロダクトを、テックリードとして形にしておられるのがとても印象的でした。
次回以降の「本格的なハーネスエンジニアリング編」も楽しみになる発表でした。
hidetakeさんからは、量子計算を「難解な理論」ではなく「パズルとして解く」視点で捉える発表がありました。
量子ビットの状態やゲート操作を図で扱いながら、量子計算の問題を直感的に理解する方法が紹介されました。
専門性の高いテーマでありながら、図解とデモによって「触ってみたくなる」入り口が作られていたのが素晴らしかったです。
量子計算を学び始めたい人にも、とても親しみやすい発表でした。
hidetakeさんが作られた量子ゲート操作可視化ツール Quantum Visualizer も、発表内容を体感しながら理解できるので、ぜひ触ってみてください。
鬼Backs高田さんからは、ゴールデンウイーク中の挑戦として、名古屋で開催されるMaker系イベント「つくろがや」への出展チャレンジが紹介されました。
AIと数学を組み合わせた作品づくりに取り組まれており、5月9日・10日に展示予定とのことです。
機構、電子工作、ソフトウェアを横断する総合格闘技のようなチャレンジ自体も圧倒される内容でしたが、
「なぜそれに挑戦するのか」という思想の部分がとても印象に残る発表でした。
ものづくりや表現の現物に触れてみたい方は、ぜひ「つくろがや」に足を運んでみてはいかがでしょうか?
ばやしぃすさんからは、3Dプリンター活用の知見をまとめた技術発表がありました。
サポート材を前提にしない設計の重要性と、プリンター性能を把握するための各種テスト結果が共有されました。
「3Dプリント一体造形の基本 Print-in-Place/著メレスト」で学び、その内容をもとに、ばやしぃすさん自身が実際に条件を変えながら試した結果をまとめた発表でもありました。
ブリッジ距離、オーバーハング角度、クリアランスなどの性能評価、テストモデルを使った再現性の確認、部品同士の隙間や限界値の共有など、3Dプリンターの設計とテストの指針になる内容が詰まっていました。
経験則だけでなく、測定結果をもとに話が進んでいくため、これから3Dプリンターを活用したい人にも実践的な内容でした。
書籍で得た知見をそのまま受け取るのではなく、自分の機材と条件で確かめて共有されていた点に、ばやしぃすさんらしい実験精神を感じました。
設計時に「どこまで攻められるか」を数値で把握しておく大切さが伝わる発表でした。
アフタートークでは、VR技術や量子コンピューティング、3Dモデル、API活用など、発表テーマを横断する形で会話が広がりました。
VR空間の中で原子やクォークのスケールを体感するような学習体験の話も出て、分野をまたいだアイデアが自然に接続されていくのがチャレンジクラブらしい時間でした。
今回のLT会は、
と、新年度・連休前らしく「これから挑戦したいこと」「今まさに進めていること」が集まる回になりました。
技術領域が異なっていても、試行錯誤を持ち寄ることで新しい発想につながるのが、この会の面白さだと改めて感じました。
次回は、5月20日開催の 梅雨の中チャレンジしたいことLT会 を予定しています。
完成した成果だけでなく、挑戦途中の話や実験中のアイデアも歓迎しています。
「まずは聞いてみたい」という方も、「ちょっと話してみようかな」という方も、ぜひ気軽にご参加ください!